【プレマム満開PJ】開花の様子など(2015年12月上旬更新)
2015年12月11日
サントリーフラワーズ社員が「プレミアム"マム"」で秋と春の2回満開を目指します!
サントリーのお花「プレミアム"マム"」のボンザマーガレット、キララ、セネッティを
サントリーフラワーズ社員が育てて秋と春の2回満開を目指していく様子や
生育過程を当ブログに写真とコメント付でご紹介してします!
■ けんたこ2000(一般)■
◆12月6日
植え込んで7週間、株がとても充実してきました。まとまり具合も良い感じ。
ピンチは一度もしていませんので、キャッチコピーの通り驚きのまとまりです!
花付きも他のメンバーに比べて進んでいるようなので、ちょっと嬉しいですね。
その要因として、日当たりの良さ(9時頃から夕方まで)と、
夜温が低くなってきたからかなと思います。
前回ルージュピンクの生長の遅さが気になっていましたが、
問題なく動き始めました。きっと苗の個体差が原因だったのでしょう。
今回の作業としては、11/6に置肥(サフィニアの元肥)を与えて1ヶ月経ちましたので、
新たに置肥を投入。その他、日常の管理としてはあまり手をかけてないです。
水やりは土が乾いたらたっぷりを心がけてますが、
適度に雨が降っていたのであげた回数は少ないです。
秋のガーデニングは、植物の生長はゆっくりですが、管理が非常に楽です。
これからの季節は霜にあてないように気をつけることくらいでしょう。
■タムタム (プロ)■
◆12月3日
ボンザマーガレット ホワイト
ボンザマーガレット レモンイエロー
ボンザマーガレット ローズピンク
この1週間で冬気候になりました。
市販で売っている簡易温室(ビニール製)に入れようと思います。
作業は潅水2回(ハイポネックス原液1000倍希釈を1.5リットル)と花がら取り。
【おまけ】
■パイン (愛好家)■
◆12月10日
11月中旬には、セネッティブルーが咲き始めました。
日照不足のせいで背高のっぽ気味のバイカラーの2色は
12月に入り蕾がどんどん大きくなり、
ブルーバイカラーは花びらが開いてきました。
ラベンダーバイカラーの開花はまだしばらくかかりそうですが
綺麗に赤い色が乗ってきています。
セネッティは本当に花もちがいいですね。
11月に咲いた花も、少し退色してきてはいますがまだまだ綺麗です。
ボンザマーガレットは苗の時についていた花も一通り終わり、
じっくりと少しずつ株が大きくなってきています。
良く見ると小さな花芽もちらほらついてきています。
この時期は、植物の生長が本当にゆっくりなので
この小さな蕾が花開くまではまだまだ待たなくてはなりませんね。
それまではセネッティやミルフルで冬の庭を彩りたいと思います。
■ ねっちー(プロ)■
◆11月2日
定植後1ヶ月が経過。粒剤を今一度施用。
「ウドンコ病」の症状が出ています。
広がると厄介なので、早めの対処で沈静化できればいいと思います。。
<<ウドンコ病について>>
【特徴】
夏場よりも秋口以降、冷涼な気候で、
比較的乾燥している環境条件下で発生し易いカビが原因の病気です。
こいつらは感染したら宿主を殺さない程度に栄養分を奪って生活します。
とはいえ、放っておくと全身に広がり無病の株と比べて生育不良となります。
全身真っ白になったら、見た目も悪いですよね。
【感染】
葉の組織の表層付近に菌糸で根を張って、
葉の表面に胞子のタワーをつくります。
建設中の胞子タワーが風に吹かれて倒れ、
胞子が発芽して感染はどんどん横に広がっていきます。
もちろん、風に吹かれて飛んでいった(飛んできた)胞子によっても
感染はひろがります。
【対応】
浸透移行性のある殺菌剤(農薬)を散布するか、
葉をちぎって除去することで対応します。
葉の組織の中にももぐりこんでいるため、
表面の白い部分を拭ったり、水で流しても意味はありません。
(また発生します)治療は困難ですので、
「株全体に広がらないようにどうするのか」考える必要があります。
目に見えるくらい広がっているときは、
症状(白い粉)が見えない部分で既に感染がはじまっているかもしれません。
この点も注意しながら経過を観察していきます。
早期発見、早期除去を徹底して、
株が元気に生長続けるように、管理します。
個人的には、菌が生長する力よりも植物の生長の力の方が強ければ、
病徴はそれほど広がらず問題とはならないと考えています。。
◆11月23日
定植後7週間が経過。色蕾が開きだしました。いよいよ。焦らされます。
プランターの株の葉に針でつついたような白い斑点。
全体に葉色もうすい。
裏返すと、ハダニ(ナミハダニ?)がいました。
もう、パラダイス。
こやつらは乾燥した環境を好むので、潅水頻度が少なかったかなと反省。
こんなにいると、農薬だけでは防除が厳しいです。
なので物理的に「密度」を減らします。
思い切って、可能な限り葉をむしる。
(むしった葉は、ゴミ袋へ入れてその場に残さない)
その後、葉裏にちゃんとかかるようにスプレータイプの薬剤を散布。
化学的防除と物理的防除の組み合わせ。
やつらは植物を選ばないので、周辺の株に広がる前に早期防除が重要です。
今回のように「密集地(パラダイス)」を早くみつけて対処します。
夏場など暑い時期では活動が活発なので手遅れになるところ。
寒い時期でよかった。。これで収まって欲しい。
◆11月29日
定植後2ヶ月で、ようやく開花といえるステージになったと思います。
ほんと、咲いてくれてよかったです。。
ハダニは未だに残ってます。
生長点付近のやわらかな部分がお好みのようで。
ハダニはクモの仲間なので、一般的な害虫を対象とした
農薬(殺虫剤)では効果のある剤が少ないと言われています。
私が使用しているスプレー剤は、食品添加物(還元澱粉糖化物)が主成分のタイプ。
虫が呼吸をしている「気門」というところを塞いで窒息させるものですので、
この点はあまり心配要りませんが。
スプレー剤の散布頻度を3日に一度に変更して、様子を見ます。
◆12月3日
定植後1ヶ月が経過。粒剤を今一度施用。
もりもりに充実した株となりました。
ラベンダーバイカラー以外は開花が進んでいます。
置き肥をいれようかと思っています。
ラベンダーバイカラーの開花タイミングに差が出ているのは、
当初植え込んだ苗の主茎が若い頃にピンチされていたことで、
分枝が進んでいた影響と思います。
蕾はついているので、年内にはなんとか開花するか微妙なライン。
ハダニ被害は一先ず収まりました。
気温は下がってきて活動は緩やかになってきたとはいえ、
第二のパラダイスが出来上がらないように、注意は継続します。
天気がよい日が多かったですが、今週の潅水は2回で済みました。
(うち、1回は液肥)
それだけ私の栽培環境の日当たりがよろしくは無いということですね。
花茎が短く、もぐって花が咲いているのは寒さの為でしょうか。
そろっと霜対策を検討しないといけない時期ですね。
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