「セネッティ」栽培まとめ(プレマム満開PJより)
2016年09月20日
こんにちは、チバです。
ガーデニング愛好家の弊社スタッフ サンゴリが2015年10月~2016年5月にかけて
秋冬の花苗「セネッティ」を育てて満開に咲かせていった生育過程を
ひとつの記事にまとめましたので、ぜひご参考になってみてください。
※地域や日当たりの条件など環境により異なります。
サンゴリ
◆2015年10月3日(土)/4日(日)
セネッティの苗 計6個を植えました。
(レッド×2、ブルー×2、ラベンダーバイカラー×1、ブルーバイカラー×1)
春のサフィニアマックス同様、
まずは5号鉢に仮植えしてから移植します。
私はセネッティの満開時の華やかさが大好きで、ほぼ毎年植えています。
下記に私なりの栽培ポイントをまとめましたので、
ご参考いただけたらと思います。
1.雪と霜は絶対にダメ×
耐寒性はありますが、雪と霜が苦手です。
特に雪が葉や花にあたると、溶けたようになってしまいます。
寒い地域で栽培する場合は、雪霜避けをしっかりしましょう。
温暖な地域でも、突然の雪や急激な気温の低下に注意が必要です。
2.残暑に注意
植え込みから2週間程度は午後からの直射日光を避けた方が無難です。
10月中は最高気温が25度以上になる日が結構あり、
根が十分に根付いていないうちに直射日光を長時間浴びると、
脱水のような症状になり、根が傷むことがあります。
今回も植え込み翌日の気温が上がり、午後から葉がシナシナになってきたため
(画像ではわかりにくいですが、葉に触るとハリがないのがわかります)、日陰に移動しました。
3.葉を間引く
摘芯要らずのセネッティですが、ある程度生長して枝が込み合ってきたら、
大きな葉や老化葉を適宜切り取ります。
そうすることで、株元にも日光が入りやすくなり、風通しも良くなります。
以上です。
良かったら試してみてください。
◆10月14日(水) くもり→晴れ
植え付けから10日が経過したセネッティです。
好天続きのおかげで、ここ2~3日の間に急にモリモしてきた気がします。
秋はガーデニングをスタートするのに絶好の季節です。
春夏に比べ、病虫害のリスクが少なく、水遣りなどの管理もとても楽です。
植えてからすぐに花を楽しむことができるキララやボンザマーガレット、
ビオラ類は、丈夫で管理しやすく、初心者の方に超おすすめです。
◆10月31日(土)くもり 11月1日(日)晴れ
5号鉢に仮植えしたセネッティを移植しました。
レッド×2とブルー×2を50×22cmの横長プランターに、
ブルーバイカラーとラベンダーバイカラーは1株ずつ20cmの素焼き鉢に植えました。
鉢底に赤玉大粒を薄く敷き、植え付け用土は「サフィニアの土」です。
レッド2苗は徒長が目立ち、格好が良くなかったので2週間ほど前に摘芯しました
(摘芯前の画像を撮り忘れました。すみません)。
他と比べると小さいですが、株がしまっていい感じになってきました。
レッド以外は、すでに蕾が上がってます。年内に咲きそうですね。
全体写真です。
◆11月7日(土)くもり
セネッティ・ブルーの一番花が咲きました。
植え込みから約1ヵ月の開花は早いですね。
植え込んだ時期が早かったのと、好天が続いたからだと思います。
◆11月29日(日) 晴れ
セネッティの開花状況です。ブルー→ラベンダーバイカラー
→ブルーバイカラー→レッドの順に開花が進んでいます。
一回ピンチしたレッドは花つきが少し遅れてますが、草姿はなかなかきれいです。
朝晩グッと冷え込むようになり、12~1月は花つきのペースが
ゆっくりになると思います。ここでの年内の満開はちょっと無理そうです。
◆12月21日(月) くもり
前回のレポート(11/29)から3週間が経過したセネッティの開花状況です。
最も開花が進んでいるブルーが三~四分咲き程度、
ブルーバイカラーとラベンダーバイカラーも順調に花数を増やしています。
そして、ピンチのため出遅れていたレッドも咲き始めました。
◆2016年1月4日(月) 晴れ
新年早々にセネッティ・ブルーが満開になりました。
ブルーバイカラーとラベンダーバイカラーもほぼ満開です。
レッドは満開までまだまだ時間がかかりそうですが、
草姿が最も整っています。満開が楽しみです。
花の数が増えてきて、寒々としたバルコニーが賑やかになってきました。
今冬は暖かいため防寒対策は何もしておらず、
夜間も屋根なしのバルコニーに放置したままです。
しかし、こうゆう時は逆に要注意で、急に寒くなると、
株が一気に傷むため、天気の変化に注意したいと思います。
◆2月3日(水) 晴れ
前回のレポート(1/4)以降、寒い日が続いています。
年内が暖冬だったせいか、余計に寒く感じます。
庭仕事も億劫になりがちで、水遣りするだけの日々でしたが、
我が家の「プレマム」たちは寒さに負けることなく元気に生育しています。
セネッティの開花状況です。
一株植えのブルーバイカラー、ラベンダーバイカラー、レッドが満開です。
このレッドは昨年末の贈答品に使おうと栽培していたため
これまで紹介しなかったのですが、他の物を贈ることになり、
家に残しました。今回が初公開です。
この株は他の色と同じ10月3日に植え付け、ノーピンチで栽培しています。
花上がりが少し遅かったものの、形が最も整っており、
何と言ってもレッドの花はとても艶やかです。
横長プランターに2株植えたレッド(植え付け後にピンチ1回)は
まだ五分咲き程度です。年明けからの寒さのせいか、
開花がゆっくりになったように思います。
満開まであと2~3週間かかりそうです。
ブルーは満開のピークを過ぎて、花数が減りました。
暖かい周期が来たら、切り戻して、もう一度咲かせようと思います。
ブルーバイカラー
ラベンダーバイカラー
◆2月17日(水) 晴れ
前回のレポート(2月3日)から2週間、正に三寒四温の日々です。
セネッティを切り戻しました。ブルーは横から太い枝が伸びてきて、
すっかり草姿が乱れてしまいました。切り戻して立て直します。
ブルーバイカラーとラベンダーバイカラーも
花数が減ってきたので、短く切りました。
今が見ごろのレッド1株と満開まで
もう少しかかりそうなレッド2株は切ってません。
◆2月28日(日) 晴れ
横長プランターに2株植えたセネッティ・レッドが7~8分咲きになりました。
蕾がたくさんあり、満開まであと10日ぐらいかかりそうですが、なかなか見事な咲きっぷりです。
1株植えのレッドは花数が減ってきました。
切り戻すか、切らずに花がら摘みをしながら花を楽しむか、考えどころです。
セネッティは高温が苦手なため、我が家の環境だと、5月の連休ごろには株が弱ります。
そのため、それまでに満開にするには遅くとも3月初めには切らないと間に合いません。
今週中に決断しないといけませんね。
2月17日(水)に切り戻したセネッティ・ブルー、ブルーバイカラー、ラベンダーバイカラー、順調です。
◆3月17日(木) 晴れ
すでに春苗の販売がスタートしていますが、
秋冬の花たちもがんばって咲いてます。
まずはセネッティの開花状況からレポートします。
レッド×2株が満開になりました。花いっぱいで、とても艶やかです。
切り戻した株(ブルー×2株、ラベンダーバイカラー×1株、
ブルーバイカラー×1株)もモリモリ茂ってきて、すでに蕾も上がっています。
3月中に開花するでしょうか。
◆4月26日(火)
セネッティ・ブルーバイカラーとラベンダーバイカラーが満開になりました。
冬の満開時よりもコンパクトに仕上がっています。
気温が上昇しているため徒長しにくくなっているのでしょうね。
ブルーは5~6分咲き程度です。
あと10日ぐらいで満開になるでしょうか。
◆5月3日(火)
セネッティ・ブルー×2株が満開になりました。。
真上から撮影すると、なかなかの花密度です。葉もプランターも見えません。
気温が上がってきて、セネッティには厳しい気候になってきました。
そろそろお別れです。