「サンク・エール」ジャパンフラワーセレクション2017-2018での栽培試験の記録です。
2018年05月18日
こんにちは、チバです。
暑さや水切れに強い、今の季節からの植え込みにおすすめの花苗「サンク・エール 」。全国規模の花き新品種コンテスト「ジャパンフラワーセレクション2017-2018」のガーデニング部門も受賞しています。
そのジャパンフラワーセレクションの審査では、千葉大学環境健康フィールド科学センター(千葉県柏市:千葉大学柏の葉キャンパス)にあるJFSトライアル花壇で実際に栽培試験が実施され、生育過程の観察が行われました。
サンク・エールの栽培試験の記録写真をいただきましたので、ご紹介いたします。
◆サンク・エール 《ディープブルー》
フラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)/ガーデニング部門
◆サンク・エール《ピンク、ホワイト、ライトブルー》ベスト・フラワー(優秀賞)、グッドパフォーマンス特別賞、ニューバリュー特別賞、ブリーディング特別賞
審査講評:
水切れに比較的強く、ピンチも不要で耐暑性、連続開花性が従来のスカエボラより優れている。農薬を使わなくとも虫も着かず、園芸初心者でも失敗しにくい。長期にわたり手間の少ないパフォーマンスが素晴らしいスカエボラ。暑い時期は多少花数が減ることはあったが完全に花が休んでしまうことはなく、観賞に値する範囲。節間が伸びて株元が空いてしまうことの多いスカエボラだが、このシリーズはムラなく全体に花が咲く。
ディープブルーは色褪せることなく、鮮やかな発色で、太陽の下で一層魅力を発揮した。
ピンクも色褪せもなく、安定した発色。葉と花色の対比も良かった。
ホワイトは這性が強く、花壇でカーペット状に広がるデザインに有効。
爽やかなライトブルーは他の品種より若干ボリュームが少なかったが、寄せ植えやハンギングバスケットに利用しても組み合わせやすい。
栽培試験のサンクエールは5月中旬に定植、ちょうど今の時期と同じくらいですね。9月下旬にはまだまだ花が続いていることも観察されました。これからの植え込みにぜひご参考になってみてくださいね。
★「サンク・エール 」は全国の園芸店・ホームセンターなどで販売中です。